なんと前作『雷電編』より10年!Σ(・ω・)(ホントいつのまに……)
『修羅の門』外伝『修羅の刻』に新作が登場!題して『昭和編』!
今回の主役は何と!あの「山田さん」こと不破現(うつつ)……!

じゃなくて、陸奥九十九のお母さん、陸奥静流さんでした(笑)
うん、まぁ山田さんってそういう扱い受けるキャラだよね!w

しかし陸奥静流さんといえば、「第壱門」での出番は10巻でのこの
授乳シーンと死亡シーンの2カットのみだし(31巻ではお墓のみ)、

「第弐門」でも今回のお話につながるこの回想シーンの登場でしか
出番が無かったキャラですが(見落としてたらすみません(^_^;))まさか、

こんなキャラだったとは(笑)いやもっと儚い感じの人だと!!
でも可愛いから許すよ!素手で猪倒しちゃう娘だケドさ!w

まぁでも心臓に欠陥を抱えているため「陸奥」になれなかった静流と、
(なお「女」だからなれないのではなく、あくまで「強くないから」が理由。
『雷電編』の陸奥葉月も「自分は弱いから『陸奥』じゃない」って)

心に鬼を飼っていないため「不破」になれなかった「できそこない」の
山田さんの間に、圓明流最高傑作の九十九が産まれるってのが
面白いなぁ……まぁ山田さんはアレとして(笑)病弱設定を膨らませて
こういう九十九の母としての静流像を生み出したのは凄いと思うよ!

そしてこの「配合」(笑)を見抜いた真玄の眼力も凄すぎだよ!w
それにしてもこの時静流さん17歳しかも確実に生娘だというのに
「種付けしていいぞ」って言い放つ真玄父さんってば……(^_^;)(笑)

まぁこの人達(静流も含め)の価値観はもともと普通じゃないのデスが
でも2回目の時には(なお静流さん21歳)静流さんも種馬の帰還に
ちゃんと照れてる&期待してるので、逆にちょっと安心というかw


「ん」とか「あ」とか小さく喘いでるのが可愛い☆
でも、せっかくそんな風にちゃんと「女」にも目覚めてるというのに、
その後山田さんがこの地を訪れた形跡は無いんだよなぁ……
そもそも九十九は山田さんが自分の父親だと知らなかったワケだしな。
やっぱ「不破」と「陸奥」の間はそんなに簡単じゃないのか……

『第弐門』16巻でも一緒には暮らしてないと明言
まぁでもちゃんと静流さんとの間に愛はあったみたいで良かった!
それにそこは「種馬」だけあって山田さんの命中率凄すぎだから
九十九の弟とかがわらわら産まれちゃってても困ってたしさ!!w

ということで、もちろん山田さんと若きケンシン・マエダとの、静流さんの
「種付け」権(笑)を賭けての死闘も見応えはありましたが、でもやっぱ


思わず読んでて「神威だ…!」ってゾクッとしたし(笑)
陸奥静流というハンデを抱えた少女が「自分は陸奥にも不破の妻にも
なれなかったけど、陸奥の母になれた」と語る姿にこそ胸うたれたよ。

本編の回想ではただただ薄幸にしか見えなかった静流さんにも
確かに一人の人間としての「人生」があったんだなぁ……って。
(いや『刻』ってばホントそういうのを「史実」と思わせちゃう力があるのよね)
……でもだからこそどうしても思っちゃうのは、それから15年後の
静流さんが「冬弥の死」をホントはどう感じたんだろうってことだよ。

確かにそれは「最強の陸奥を生むため」で、少なくとも冬弥は満足して
死んでいったのは間違いないし、それが「陸奥」の価値観なんだケド、
でも「母」としての静流はどうだったのか。作中では「兄を殺したことが
間接的に母を殺した」と言うのは「九十九の主観」とされているケド、

果たして真実はどうだったのか……語られることはないだろうケド、
やっぱここのトコにはいろいろと想いを馳せてしまうなぁ……
とはいえ、この話が九十九の旅立ちを笑顔で見送る静流と冬弥の
イメージで終わっていることから、静流さんも九十九のことを愛し、
その成長を見守ってるのがわかったのはやっぱすごく嬉しかった!
いやこれまでそういう前向きな描写が無かっただけに余計に!!

これ↑って「第壱門」のラスト↓への答えだよね?

なので、「冬弥の死」という「母」としての哀しみはあったにせよ、
それでも陸奥静流の人生は幸せだったはずだと信じます!
そしてそれがこの物語の史実であったら……嬉しいなぁ。

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