今日11/1といえば「古典の日」なのデスが、でも「古典」というと
授業で習うせいか、お堅いイメージを持ってる人も多いかも……

そんなあなたにお薦めがこの『セクシィ古文』デスよ!(笑)
やべぇ、たまたま見つけて読んだんだケド、めっちゃ面白いw
しかも「セクシー」じゃなく、「セクシィ」ってのがまたwww
いや、国文学者・田中貴子先生が紹介してくれる実にアレな(笑)
古典作品の解説も興味深いのデスが、何せイラスト&漫画が
あのインチキ手塚絵(笑)の田中圭一大先生デスからね!w


さらに各章の最後にはこの2人の対談コーナーもあって、これまた
オープンすぎて実に笑える…もとい勉強になるというか!(笑)
何だよ「カブはひとりエッチに向いているか?」ってw

ボクもそれなりにはその手のエ〇古典ネタには詳しいつもりデシたが、
(大学時代の国文学の教授がそういうネタ大好きだった薫陶でw)
そんなボクでも知らなかったネタが満載なのデスから、普通の人には
かなりの衝撃ではと思います! ぜひ教養だと思って読んでみてw

ちなみに一番グッときたのは後深草院二条の『とはずがたり』についてで、
いや、タイトルぐらいは知ってたケド、まさかこんな内容だったとはw
上皇の愛人による暴露手記なのデスが、紹介文のくだりを引用すると、
「主人公の二条は13世紀半ばに13年在位した天皇である後深草院の愛人でした。二条の父は源氏の流れを汲む名家の大納言・久我雅忠。母の大納言典侍は、養育係として後深草院に性の手ほどきをした人ですが、二条が幼い時に死んでしまいます。
実母に疎まれていた後深草院は典侍を慕い、二条がまだ子どもの頃から手元に置いて『わが子、わが子』と可愛がり、彼女が14歳になったとき強引に自分のものにします。二条には他に青年貴族の思い人がいたのですが、やせても枯れても上皇である後深草院に逆らえるはずもなく、青年貴族は身を引きました。
後深草院は、在位中は上皇である父の支配下にあり、若くして弟の亀山天皇に譲位させられました。小柄で脆弱だったともいう後深草院の鬱屈した情念は、わが物にした二条に注がれていきます。
後深草院のお手つきとなったのに后にも迎えられなかった二条は、里帰り中に青年貴族と契ってしまいます。罪の呵責に悩む二条に、後深草院は年配の大臣や弟の亀山上皇の相手をさせるのです。まるで、自らの嫉妬を自虐的に楽しむように。」

--って、これが実話とかどんだけ歪んでんだよ!Σ(・ω・)(笑)
ロリあり、レ〇プあり、NTRあり(しかも後深草院は弟による二条の
NTRをのぞいてたと思われ)、そりゃ昭和16年に宮内庁で発見されて
戦後まで9年間も存在が隠されてただけのことはあるよね!(苦笑)
いやぁ実に闇が深い…もとい奥が深いなぁ、日本の古典ってば!w
PS
ちなみにいくつか漫画化もされてますので、よ、読んでみようかしら(笑)
てか、「マンガ日本の古典」版っていがらしゆみこ先生なのかよ!w

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