というわけで誕生日も終わったので元のテンプレに戻しました(笑)
さていよいよ今日からディケィドが始まりますので、
その前に簡単にキバを振り返っておこうかと思います(`・ω・´)
キバの魅力は何と言ってもドラマ性の高さ!
制作陣もそこを狙っていただけに、過去のライダーの中でも屈指のドラマ性(アギト、555なみ)だと思います。ほぼ全編を井上御大が一人で脚本を手がけただけあって、破綻や矛盾も少なく、渡と太牙の決着についてはちょっと物足りなかったけど、物語としての完成度は高いと思います。過去と現在を同時進行させながら描くという手法も斬新だったしね。
不満があるとすれば、渡と3人衆の友情みたいなものがあっても良かったと思うんだけどなぁ……そういう話だと思ってたら全く違ったしなぁlll(-_-;)lll
まぁただその方向性がドロドロの愛憎劇で、
日曜日の朝っぱらから、
「この二股女!」
とか
「母さんはボクを愛していないんだ!」
とかのセリフが飛び交うのは
子供番組としてどうかと思うけどな(笑)
そして、キャラもとても魅力的だったと思います !
音也、そして名護さん(前半のきち○いっぷりも良かったけど、後半の遊び心を覚えて以降の名護さんは面白すぎた)という伝説級のキャラが二人も出ましたヽ(=´▽`=)ノ
次狼も良かったよね(´ω`) 恵やゆりも結構好きでした♪
敵側もチェックメイトフォーはみんな良かった (Φ∀Φ)
頭おかしいルーク、みつーの怪演が怖いビショップ、妖艶で可憐なクイーン真夜、内気なドジっ子に見えて実はドス黒い深央、立派なのに気の毒すぎる太牙兄さん、そして子持ちホスト過去キング……あ、後チェックメイトフォーじゃないけど、チューリッヒは外せないなぁ(笑)
ただキャラが多すぎた感はあり、
ラモンや力、メインヒロイン(笑)の静香ちゃんは影薄かったなぁ……(^^;)
ただそんな中でこう、肝心要の、
紅渡という主人公があんまり魅力的じゃなかったのは残念だよ……(´・ω・`)
まぁ中の人の演技力の問題も多々ありそうですが
、
主人公として最後まで迷走してたし、なのにいきなり最後はビッグになったし、なんか最後まで正直渡の成長過程が実感として良くわからんかった(苦笑)
それにやっぱ闘う動機をちゃんと描かないってのは問題だなって、改めて思いましたね。だって燃えないもの(;´д`)
キバで燃えたバトルって、麻生母子VSルークとか、名護さんVSビショップとか、過去キングVS音也とかで、やっぱ因縁が無いと盛り上がらないんだよなぁ……
その意味で過去編のラストバトルに比べ、現代編のラストバトルは実にとってつけた感があり、もったいなかったなぁ……(・ω・`)
それに渡が人の中に流れる音楽を守りたい(これも意味不明ではあるけど)っていうわりに、ファンガイアの犠牲者に対してとても冷淡だし(まぁ基本間に合わないし(苦笑))、そもそも何でひきこもりが、たかがバイオリンが命じたくらいでこんなに張り切って人を助けに行くんだよ(;´д`)とか思っちゃうしなぁ……
さて、特撮番組として大切なキバのバトルに関しては、
序盤は渡というキャラとキバのノリノリの戦闘がどうもシンクロしなかったので、いまいち乗り切れなかった(´Д`)
各フォームもやっぱ電王の後だとそんな個性的な感じがしないし(クウガほど能力に違いもないし)、
使うのガルルばっかりだし(笑)
ドカバキは一回キリだし(苦笑)
で、これもいまいち。
中盤以降はエンペラーのデザインが好きじゃないので、これまたいまいち。
しかも他のフォームは出てこなくなるし、
今度はウェイクアップフィーバーばっかで、
バッシャーフィーバーなんか一回も使わないし(苦笑)!!
あと正直、戦闘中のBGMはなんか印象に残らない曲ばっかだったデス。例外は「Super nova」ぐらい。
まぁ終盤のザンバットソードはそこそこ格好良かったし、必殺技関係はどれも派手で良かったとは思うんだけどね(><)
それに、電王に引き続き、巨大戦も何回かあったけど、巨大な敵にキックかましたり、ザンバットでぶった切るのは爽快でよかったよ!ヽ(´▽`)/ ♪
その一方で、イクサ(ライジングイクサはデザイン好きじゃないけど)とかサガ、ダークキバなどの他のライダーはどれもとても良かった☆
ただそう感じたのはやっぱ中の人とのシンクロ率の問題が大きいんだろうなぁと思うと、
やっぱ渡がだめなんじゃん(;´д`)
あと、キャッスルドランやシュードラン(笑)、ブロンブースター、パワードイクサといったギミックの扱いがひどすぎて、
正直おもちゃ売る気あんのかとlll(-_-;)lll
まぁでもこれらの問題は、突き詰めれば、
子供向けの電王Ⅱを作らせようとしたBANDAIと、
大人が楽しめる重厚なドラマを目指した制作陣との
おもわくの違いからくるものですよね
そういった面でも社会現象にまでなった電王の後釜をまかされた武部P(しかも初チーフ)たちの苦悩は、並たいていのものじゃなかったと推測します。
ホントおつかれさまでしたm(_ _)m
でも、そんな中で、特に中盤以降は電王の呪縛を離れ、キバなりの個性をしっかりと打ち出せていたと思いますよ(´ω`)
傑作とまでは言いませんが、個人的には「仮面ライダー」としては電王よりも面白かったです。
だから一年間見終わって満足ですヽ(=´▽`=)ノ
そして今回、初めて一年間通してのレビューを書き続けることができ、
個人的にもなかなか感無量です(T_T)
もともとは「そこがミソ。」のkorohiti師匠のレビューが面白くて、
http://d.hatena.ne.jp/korohiti/
こんな風に毎回感想を書いて読んでもらえたらうれしいかもヽ(=´▽`=)ノ
と思ったのが、ブログを始めたきっかけの一つなわけで、
そのわりには今やすっかりデータカードダスブログですが(;´д`)
きっと少しぐらいは楽しみにしてくれてる人もいて下さっているハズだから
カイトさんとかコメントくれないけど旧友のM君とか(笑)
ディケイドでもがんばって感想を書いていけたらと思います(><)
応援コメントも、もしいただけるなら大変嬉しいです(≧▽≦)
しかしもう平成ライダー10作目かぁ……
ホント十年早ぇよ!!(><)
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