今回読んだ本たち
今回の旅で計4冊読んだのですが、どれもなかなか面白かったので、寸評を書いておきますね〆(゜▽゜*) 基本ネタバレですので、そこはご勘弁
◎「神様のパズル」(機本伸司/ハルキ文庫 )
| 神様のパズル |
「宇宙を作ることはできるのか?」という物理究極の疑問に、超クールな天才女子高生と気のいい落ちこぼれ大学生が挑む! というテーマが面白かったので購入しました(あと表紙が気に入った(^皿^)(笑)穂瑞ちゃんが可愛い)
宇宙論を中心にした物理学パートは、SF好きとはいえド文系の私にはかなりキツイものがありましたが(>_<;) まぁそこはさておき、基本設定は他者に心を開けない女の子と自分のやりたいことのみつからない男の子の成長もので、SFミステリーとしてだけでなく、青春ストーリーとして良くできていると思います。二人が安直にくっつかない(それぞれの片思いを抱えて、しかも失恋する)というのが、逆に読後感の爽やかさを読んでいるのも好印象。
しかし解説を読むまで、穂瑞沙羅華=サラカ・ホズミ=シャーロック・ホームズ、綿貫基一=綿さん=ワトソンだと気が付かなかった……(>_<;)
あ、映画にもなってますね。現在上映中。なんか綿さん、ロッカーになってますけど(^^;)
◎「ツインズ-続・世界の終わりという名の雑貨店」(嶽本野ばら/小学館文庫)
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ツインズ―続・世界の終わりという名の雑貨店 (小学館文庫 た 1-5) 著者:嶽本 野ばら |
1年前にブログで取り上げた野ばらちゃんの名作、「世界の終わりという名の雑貨店」の続編。今度は長編です。
いや、これは前作以上にすさまじい話だよ(゜ワ゜;) 前作で最愛の少女を失った主人公が今度めぐりあった女の子の壊れっぷりは正直ドン引きのレベルだし、そんな彼女に献身的に尽くす主人公の姿は、共感もする一方(基本、尽くす人なので(^_^;))、いや、さすがにそこまでせんでも……(>_<;)と突っ込みつつ読んでしまいましたよ。
オチについては賛否両論あると思います。これを「純度100%の恋愛小説」と言っていいのかどうだか正直わかりませんが(>_<;) でも、ラストの一文には感動してじーんと来ちゃったのですよ(>_<。) だから私の負けです。
「純愛」ってか「共依存」万歳(苦笑)
◎「軍犬と世界の痛み」(マイクル・ムアコック/ハヤカワ文庫)
高校生の時熱狂して読んだ「永遠の戦士(エターナル・チャンピオン)シリーズ」の新作(ってわけじゃないみたいだけど(;^_^A)。ダークな世界観を持つハイ・ファンタジーの世界的傑作として、健全な「指輪物語」や「ナルニア」とかとは一線を画しておりましたね(映画化されないかなぁ、暗いからムリだろうなぁ……(-_-))。 エルリックやコルム、好きだったよなぁ。ホークムーンやエレコーゼはあんまし覚えてないけど。やっぱ悲劇性の差?? 今回の主人公は「軍犬」ことフォン・ベック。今まで他のシリーズでチョイ役で出てた気がするけど、あくまで別人なのね。正直、出だしはきつかったけど(^^;)、ルシファーが出てきたころから面白くなって、後は一気でした。まぁでも、ライトノベルのファンタジーを読み慣れた世代には、「何この盛り上がりのない話 ( ゜Д゜)」って感じだろうなぁ。 世界の痛みを癒す力を持つ「聖杯」の本質が「調和」をもたらすものであり(他作品の「天秤」ですね)、神々の時代が終わり、人間の時代が始まるというテーマ性もある意味いつも通り。その意味で、何だか懐かしかったですが、 「黒の剣」はどうしたぁ!!щ(゜Д゜щ) あと、新訳版はみんなそうらしいけど、 地獄の大公の名前が「アリオッホ」になったのはどうかと思うよ! 昔の「アリオッチ」の方がカッコイイのに……(T_T)
◎「本陣殺人事件改版」(横溝正史/角川文庫) |
| 本陣殺人事件改版 |
実は恥ずかしながら横溝正史初めてなんですよ(*/ω\*) これが金田一耕助なんですね。まぁ変人というか、何というか……(;^_^A
ちなみに「金田一耕助」という名前は作中でも言及されていますが、日本を代表する言語学者である金田一京助の名前をもじったものです。息子の金田一春彦さんも日本語辞書の編纂で著名ですよね。
面白かったですが、もっと猟奇的な話かと思ったら正直そんなに怖くない(苦笑)(いや、子どもの頃映画館にいったら、よく「八墓村」とか「悪魔の手鞠歌」とかの予告編がかかっていて、それらがでーれーぼっけー怖かった(´;ω;`)ので、トラウマが…)
あと、トリックとかはともかく、動機が時代を感じさせますね(^^;) まぁそりゃあ犯人の性格によるものとはいえ、そんな理由で殺してたら今の日本の花嫁さんはほぼ皆殺しですよ(苦笑)
……というわけで、実に充実した読書タイムでしたぁヽ(´▽`)/ ♪ その意味では長旅もいいやね。
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