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短編小説④:「エルミィ&ユーリー 魔人の森」(前編)

 

この夏休みの間を利用して

超ひさびさ小説書いたよ!ヽ(゚∀゚)ノ

思えば前作『マッスルX』から約7ヶ月という企画放置っぷりw

 

……って、相変わらず

大昔に書いたのをリライトしただけで、

しかも短編らしくちっちゃい話なんデスが(笑)

よろしければ読んでやってください♪(´▽`*)

ちなみに全三回での掲載デス☆

    

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 

エルミィ&ユーリー 『魔人の森』

        1

「……なぁエルミィ」
 つい五分前に見かけた木の窪みに、またもやこうして再会を果たすに及んで、オレはとうとう三歩前を進む亜麻色の髪の少女に声をかけた。
「なぁに、ユーリー?」
 白い魔道師のマントを揺らして、少女--エルミィが肩越しにオレを振り返る。
 パチクリと無邪気そうにまたたく鳶色の瞳に、だが多少の気まずさが宿っているのを見逃すオレではない。
 オレはその子どもっぽいつぶらな瞳を真っ向から見返すと、努めて感情を押し殺した声で問いかけた。
「オレが思うにだな。ここはさっき--いや、もう五回ぐらいは通ったような気がするんだが……?」
「う~~ん」
 冷ややかなオレの視線の先で、エルミィはしばしわざとらしく考え込むフリをしていたが、やがてもっともらしくうなづくと、真剣な面持ちで口を開いた。
「ユーリー、良く聞いて。どうやらあたし達……道に迷っちゃったみたいだわ……!」
「……そんなことは言われなくてもわかってる!」
 軽く眉根をもみながら、オレはかろうじて怒鳴るのを抑えた。
「おい、どう責任取る気だ? 森の道案内をするというから連れてきたんだぞ」
「あ、あの、あはは。そんなに怖い顔しないでよー。ね、もう日も沈みそうだし、ここはさ、気長にキャンプして朝を待たない? 明日になったらきっと出口もわかるよ、うん!」
「……………」
 なんとか重い空気を払いのけようと、明るく笑うエルミィだったが、オレがピクリとも表情を変えないのを見て取ると、今度は急に頬に両手を当てて、顔を紅潮させながら左右に身をよじり始めた。
「え、でもそうしたら今夜は二人っきり? やだ! 若い男女が同じテントで一夜をすごすだなんて☆ で、でもあたしユーリーが相手だったら……きゃっ、恥ずかしい☆」
「……こんな深い森のど真ん中でキャンプなど自殺行為だな。夜にどんな危険な獣が出てくるかわからんのに、死にたいのか?」
「うう……ちょっとぐらいはデレてくれてもいいのに……」
 わざとらしくいじけるエルミィを意に介さず、更にオレは黒雲の覆う空にチラリと目をやって続けた。
「それにどうも雨になるみたいだが?」
「な、何よ~! そんなにイジめなくったていいじゃない!」
 追及の手を緩めぬオレに、エルミィの瞳にジワッと涙がにじみ出した。
「そ、そりゃあ悪かったとは思ってるケド、ちょっと道に迷っただけじゃない! なのに女の子をこんなに責めるなんて……ユーリーのいじわる!」
 ……これだから女は苦手なんだ--ベソをかき始めたエルミィに、オレは重くため息をついた。

 こんな事ならやっぱりついてこさせるんじゃなかった。『後悔先に立たず』の言葉の意味を噛みしめながら、オレは白に近い銀色の髪をわさわさとかきむしる。
 この疫病神みたいな女と知り合ったのはつい昨日。道で野盗にからまれていたのを助けてやったのが縁だ。
 それ自体は別にオレにとってはどうって事もない。ほんの気まぐれに過ぎなかったが、このエルミィという魔道師の娘がオレのファンだった、というのがそもそもの元凶だった。
 実はその事自体も、そんなに珍しい事では無い。氷の精霊を宿す魔剣《白狼剣》を使う《白銀の魔狼》リュシアン・ユーリー--自慢じゃないがオレはこの業界では有名人である。おまけに自分では何とも思ってないのだが、スラリと鍛えられた長身で母親譲りの女みたいな顔立ちをしているので、ますます目立つ。
 そのため一部ではオレのファンを名乗る女の子達が結構いるようなのだ。まぁでも同時にオレを倒して名を上げようという連中もゾロゾロいるのだから、有名なのもあまり嬉しくは無いのだが……
 オレのことを気づくやいなや、『一緒に旅してもいいですか!?』と熱烈なアプローチをしかけてきた彼女を、最初オレはキッパリ断った。確かに可愛い子だし、もったいないと普通の奴なら思うかも知れないが、オレはそもそもミーハーなファンは嫌いなのだ。
 もともと女みたいだと言われ続けたオレは、ハードボイルドな生き方がしたくて冒険者になったのだ。生と死の狭間に身をゆだね、一人異国をさすらう孤高の戦士--そんなオレの理想にキャピキャピした黄色い嬌声など、似合わないことおびただしい。
 それでもなおこの娘は『あたしは魔道師よ。戦士のユーリーにはパートナーとして必要でしょ?』と食い下がってきたが、またまたオレは一蹴した。オレには《白狼剣》があるし、冒険の中で手に入れた数々の魔道のアイテムだって持っている。それに一目見ればわかる。この娘のレベルではパートナーどころか、足手まとい以外の何者でも無い。
 そもそもオレは非常に急いでいたので、うっとうしくすがりつくエルミィを振り捨て、再び進もうとした--いや、そうすれば良かったのだが……
 オレはすっかり暗くなった空と、うっそうと茂る森の木々を交互に見つめて、重くため息をついた。
 最後の切り札としてエルミィの出したカードは、この森の抜け道を知っている、というものだった。
 この一言は、オレにかなりの迷いを生じさせた。オレが今向かっているクレージアの町に行くには街道沿いなら丸一日かかる。しかし、もしこの森を突っ切ることができれば、半日以内で行くことも可能だ--と、欲を出したのがバカだった。
 そのあげくはこれである。正直言って半信半疑ではあったのだが、一刻でも早くクレージアに着きたいという思いからこの娘の言葉を信じてみたのだが……これでは逆にいつ着けるのかさえわかりゃあしない。
 己の甘さを呪うオレの周りで、風に揺れる木の葉の音だけが、ザワザワと森に響く。
 恐ろしいくらい静かだ。夜のとばりが周囲の木々を次第に包み、不気味な風が冷たく頬を撫でていく--いわゆる逢魔が刻。
「……な、何だか怖いよ……ユーリー……」
 いつの間にか泣き止んだエルミィが、不安そうにオレにしがみついてくる。……お前が道に迷うからだろうが! と一瞬怒鳴ってやろうかと思ったが、それはクールを信条とするオレらしくないし、そう言うエルミィが小さく震えているのがあざとい演技ではないことを感じて抑えた。オレはキャピキャピした女は嫌いだが、少なくともフェミニストたろうと意識はしている。
 まぁオレだってこんな見も知らない深い森の中で、夜を迎えようとしていることを思えば、さすがにあまり良い気持ちはしない。まして足手まといを抱えているときては尚更だ。
 シン……不意に森が不気味に静まり返った。その瞬間、ゾクリとする妖気を感じて、オレはハッと辺りを見回した。
 しまった! いつの間に!? 腰の愛剣《白狼剣》に手をかけて、オレは思わずうめいた。横のエルミィはわけがわからない様子でキョトンとしているが、オレは油断無く周囲に目を配って、いつでも剣を抜けるように身構えた。
 囲まれている。それもこの妖気--何かはわからないが、とにかくただならぬ気配だ。
 オレの緊張をあおるように、不気味な静寂が続く。
「……ねぇユーリー、どうしたのよー?」
 自称・魔道師のくせに全く状況を把握していないエルミィが、戸惑いながら口を開いた--まさにその時!
 --クックックックッ……
 どこからともなく妖しい笑い声が、生暖かい風に乗ってオレ達の耳に流れ込んできた。
 --ハッハッハッハッ……
 それは始めはささやきのようだったが、次第にオレ達を取り囲むかのように数が増えていく。
 --アハハハハハハハ
 --ヒッヒッヒッヒッ
 --フフフフフフフフ
 --ホホホホホホホホ
 それはまるで風がうなる中での木々のざわめきのような……!?
「--きゃあっ!?」
 エルミィが突然、恐怖の声を上げた。しがみつく手がオレの鎧から離れ、そのまま勢いよく転倒する。
「脚に……何かがっ!? 引っ張ってくるよぅ!」
 --!? すかさず振り向いたオレの視界に飛び込んできたのは、エルミィの左足に絡まる木の根っこのようなものだった。しかもそれはエルミィを更なる森の奥深く、闇の中に引きずり込もうとするかのように妖しく蠢いている。
「エルミィ!」
 オレの白狼剣が一閃した。ズバッ! 切断された根っこがシュルシュルと蛇のように逃げて行く。
「大丈夫か!?」
「……ユ、ユーリー……」
 へたりこんでいるエルミィを引き起こしていると、少女は震えながらオレにしがみついてきた。
「見て……目みたいなものが……光ってるよ……」
 暗闇の中で不気味な瞳が爛々と赤く輝いていた。オレ達を取り囲む邪眼の群れは尚ざわめきながら、次第に包囲の輪を狭めていっている。
「そ……そんな……」
 オレの腕の中で、エルミィが呆然とつぶたいた。
「……森が……動いてる!?」
 ワサワサと触手のように枝を伸ばして、オレ達ににじり寄る邪眼の木々。
 オレはそのとき、やっと敵の正体がわかった。そしてどうやらとんでもない所に迷い込んでしまった事も--
 《生きている木》植物魔人トレントの森--そう、この森自体がオレ達の敵なのだ!

(「中編」に続く!)

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