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「食べる」とは命を受け継ぐこと--SF少女漫画の傑作『22XX』(清水玲子)

 

バイキングに行ったらつい食べ過ぎてしまう私デス(苦笑) 

いや、自分でも貧乏性なのはわかってるんデスが、

どうにも食べ物を残す、さらに言えば

残飯として捨てられるのを見るのがイヤなんですよsweat01

飲食店とかコンビニのバイトできないって思いますもん(苦笑)
「フードバンク」の取り組みがもっと広まればいいなぁ……

 

まぁ実家が半分農家なせいもあり、

さらにはやっぱ他の生き物の「命をいただく」わけですから

食べ物を粗末に扱ったらホント罰が当たるというか。

肉も魚も大好きなのでベジタリアンとかになる気はないケド、 

でも感謝の心は日々忘れません(-人-)

 

Pa0_0747

さてそんな前置きを経て今日紹介するのは、

そんな考え方に共感してくれるみなさんにも、

またそんなことは考えて無かったというみなさんにも

ぜひとも読んで欲しい超お勧めの作品

『22XX』(清水玲子)デス。

 

Pa0_0738このブログ的には実に珍しい少女漫画デスし、

正直このタイトルと表紙イラストでは

何の話だからさっぱりわかりませんが(笑)

この作品はすっごく良いよ!(;´д⊂)

とても内容が深くて、そしてラストは超泣ける!

 

『より人間に近い』ことを重視して造られた「ロボット」のジャック。
食事をしても血にも肉にもならずに捨てられてしまうのに、
人間同様食欲を感じることにつらさを覚えていた。
そんな折、食事を神聖な儀式とし人肉を食べるという
フォトゥリス人の少女・ルビィと出会う--(「作品かいせつ」より)

 

そう、このお話はロボット(てかアンドロイドだな)と

異なる文化を持つ異星人の少女の

美しくも哀しいSFラブストーリーなのですが、

 

この作品が異色なのはその中心テーマに

「食べる」という行為があること--

もっとはっきり言えば、ここで問題提起されているのは

「人肉食」という行為なのです。

 

※以下、作品内容の核心に対するネタバレを含みますので
伏せさせてもらいますm(_ _)m

1994年の作品で今ではかなり入手困難だと思いますので
(私はかつて人に借りて読み、そして偶然こないだ古本屋でGET!)

ネタバレが気にならないという方のみどうぞ!

 

 

Pa0_0746主人公のジャックはかつて仲間と共に敵に捕まり、

牢の中でその仲間を餓死させた過去があります。

自分の正体が食べなくても平気なロボットなことを

その後で知ったジャックは、それ以来

自分の持つ無用な「食欲」を嫌悪しています。 

 

Pa0_0743

そんな彼の前に現れた野生的な美少女ルビィは

人肉食の文化を持つフォトゥリス人なのですが、

彼女たちがなぜ人の肉を食べるのかと言えば、

それは相手の命を受け継ぐため。

彼女たちにとってそれは最も神聖な儀式なのです。

 

Pa0_0745

ルビィの母親は夫を食べて彼女を生み、

そしてルビィもまた母親を食べて成長しました。

彼女は言います。 

「だから今の私は私の父と母と

その2人が食べた沢山の命で出来ている」

 

Pa0_0737

フォトゥリス人にとって自分を食べてもらうこと

その人に対する最高の愛情表現であり、

だから逆に言えば、彼女たちにとって

最も恐ろしく悲しいことは

誰にも食べられず死んでいくことなのです。

 

Pa0_0742

物語の終盤、ルビィは敵地で重傷を負った

ジャックのため遠くへ助けを呼びに行く際、

「その間、それを食え!」と言って

ためらわず自らの左手を切り落とし、

それを愛するジャックに与えます。

 

ですが元々食べなくても死なないジャックには

(なお彼女はそのことを知りません) 

もちろんそれを食べることなどできませんでした。

 

Pa0_0741そしてクライマックス、片手なため体を支えられず

今にも救出のヘリから落ちようとする寸前に

ルビィが悲痛な顔でジャックに訴えかけます。

「ジャック、わたしの手たべてくれた?」

ですがジャックは答えることができず…… 

 

Pa0_0740

それから長い年月がたった今も

ジャックは痛切な後悔と共に思います。

あの時なぜ食べてやらなかったのかと。

彼女の想いを、彼女の命を、彼女の総てを

受け止めてあげなければならなかったのにと--

 

Pa0_0739

--いかがでしたでしょうか?

内容こそは「人肉食」がテーマということで

キワモノのように感じるかもしれませんが、

この作品には本当に胸打たれたので

人にも必ず紹介するマイベストの一つです!

 

Pa0_0735

少なくともこの作品を読めば、

自らの「食べる」という行為を見直させられる

それぐらい力がある作品です! 

ホントに入手困難ではありますが、

埋もれさせるには惜しすぎるよ!(>_<)

 

この作品のレビューの最後に、

死に往くルヴィが思い起こす母親の言葉を紹介して

終わりにしたいと思います。

 

「もしこれから先 あなたが自分より相手に生きていてほしい
と思う人があらわれたら 誰より大切な人ができたら
その人に食べてもらいなさい おしまずその人に命をあげなさい

あなたの命はちゃんとその人に重なっていくのよ」

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コメント

清水玲子さん、イイですよねー。
結構好きです。

清水玲子作品で、
私が今まで、読んで一番面白かったのは、秘密 トップシークレットですかねー。

脳をビデオのように再生する機械を使い、事件を捜査する警察部署 通称第九の面々が主役なのですが…

犯人を捕まえる為といえど、被害者の見たもの全てを覗き込み捜査する第九に対する世間の風当たりは強く、捜査員である第九の面々も、自分の脳(犯行の脳映像を見続けている最高機密の情報が詰まっている)が死後どうなるのか?また、脳映像は、本人の主観、幻覚等も再現するので、凶悪犯の脳を見て…自分は正常でいられるのか?という悩み、重圧などを、抱えていきます。

こういうサスペンス推理もので、珍しいテーマとして、全てを明らかにするのは正しいことじゃないんじゃないか?というテーマもでてきます。

被害者、犯人が、隠し誰にも知られたくなかった秘密。それがタイトルにもなっていて、物語に深みをつけているんですよね。

大判コミックで多少値が張りますが、
おもしろいので、機会があれば読んでみてくださいね!

さすがそーすけさん、清水玲子もおさえてるんだ!Σ(・ω・)
ボクは基本少女漫画は守備範囲外なのでこの『20XX』しか読んで無いデス。
でも内容的な評価が高い漫画家さんだし、やっぱ押さえとくべきかなぁ……

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