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短編小説②:「異説 毛利元就」

優パパさんのオリジナル短編小説コーナー!

第二弾は何と、「異説 毛利元就」!

ヤンマガの「センゴク」も毛利編になったことだし☆

 

ホントは日本史の先生になりたかった

大学生時代に塾では教えてたケド☆

歴オタのボクが書いた

入魂の歴史大作!(`・ω・´)

 

……って、

一話完結だケド (Φ∀Φ)(笑)

何せいきなり最終回

 

あ、あと、最初に言っておきますケド、

 

馬鹿話デスよ?゜+.(・∀・)゜+.゜(笑)

  

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 

  『異説 毛利元就』

 最終回 三本の矢の教え

(これまでのあらすじ)
 吉田三千貫の領主、毛利弘元の次男として生まれた元就は、弱小豪族からその類いまれな才知を生かし安芸・備後の大名となる。そして一五五五年、厳島の戦いで宿敵・陶晴賢を破り中国地方十一ヵ国の太守となった元就。だがそんな西国一の英雄も病には勝てなかった。そんな中で元就は自らの死期を悟ると、三人の息子を枕元へと呼んだ……
 
      ※      ※

「おお……隆元、元春、隆景、よくぞ参った」
 元就は身体を起こすと、セキこみながらも顔をほころばせて、自慢の三人の息子達の姿を眺めた。
「父上、起きてよろしいのでございますか?」
 心配げに次男の元春(吉川元春)が尋ねる。
「よい。今日はわしからお主らに最後の教えを与えようと思うておるのじゃ。寝ていては教えられん」
「教え……で、ございますか?」
と、三男の隆景(小早川隆景)。
「うむ、わしはもう充分な程生きた。じゃからもはやいつ死んでも悔いはないが、ただこれだけは教えておかねばならん」
 元就がポンポンと手を叩くと、小姓達が手に手に矢を抱えてやって来た。
「……これは?」
 長男の隆元(毛利隆元)の問いには直接答えず、元就は意味ありげに笑って言った。
「どれ、お主ら、この矢を一本折ってみよ」 

「……矢でございますか?」
 息子達はいぶかしげに父の顔を見つめた。
「よいから折ってみよ」
 元就が繰り返すと、三人はこれも何か考えがあってのことだろうと、めいめい矢を手に取って折り始めた。
「どうじゃ、折れたであろう?」
「お、折れませ~ん!」
 隆景の情けない叫びに元就はよろめいた。隆景は智将ではあるが虚弱体質なのである。
「ま、まぁ、お前は例外じゃ。どうじゃ、元春?」
「そ、それが……それがしも……」
 またもや元就はよろめく。
「元春、お主は力自慢のはずじゃが……?」
「おい元春、お前それ矢じゃないぞ」
 隆元の冷静な指摘に元春はハッと手にしていたごっつい大槍を取り落とした。
「あ、違いましたか? いや、形が似ておるもので……全く、まぎらわしいですなぁ。ハッハッハッ」
「……槍と矢を間違える奴なんておらんぞ、おい」
 眉根をもみほぐしながら元就がうめく。
「いやいやどちらも先が尖っておりますし、名前も良く似ております故……」
 元春は毛利一の猛将だったが、残念なことにおつむが少し弱かった。
「……まぁよいわ。では次じゃ」
 なにはともあれ、元春が矢を折ったのを確認すると、元就は三兄弟に次に二本の矢を折るよう命じた。
「簡単ですな」
 長男・隆元は冷静沈着、少しも動じる事無く矢を手にした。
「さっきと同じではありませぬか」
 そう言うと、隆元は二本の矢を一本ずつ連続でへし折った。
「そうじゃない! 束にして折るんじゃ!」
 思わず叫ぶ元就の耳に、隆景の哀れな悲鳴が聞こえてきた。
「お、折れませぬ~!」
「やかましい! 一本折れぬ奴が二本折れるかっ! お主はだまっとれ!」
 元就の剣幕に押されて、後の二人も慌てて二本の矢を折ろうとする。
 結果、隆元はやや苦労して、元春はまだまだ易々と矢をへし折った。
「「折れました」」
「はぁ……はぁ……では次は三本じゃ」
 興奮がなかなか覚めやらず、息を乱しながら命じる元就。
「……ですから、同じ……」
 と、また一本一本折ろうとする隆元の顔面に、枕が直撃した。
「おなじボケをかますなぁぁ!」
 怒鳴られて三本を束にして折る事に挑戦した隆元であったが、矢はビクともしない。
「う~む、これはさすがに……」
「そうじゃろう、そうじゃろう」
 やっと満足げにうなづいた元就の耳に、元春の嬉しげな声が飛び込んできた。
「折れまし……ゲボッ!?」
 皆まで言わさず元就は、元春のみぞおちに跳び蹴りを叩き込むと、折れた矢を一瞬で新しい矢へとすり替え、すかさず布団へ戻る。
「どうじゃ、元春。三本では折れぬであろうが」
「「ち、父上、あんたホントに病人か?」」
 呆れたように隆元と隆景が声を合わせる。
「ええい、そんなことはどうでもよい!」
 咳払いをすると元就は、何とか威儀を整え直して、息子達に問いかけた。
「さて、お主ら。今までわしが矢を折らせたのは『たとえ』よ。どうじゃ、わしが何を言いたいかわかるか?」
「はい、父上!」
 そこは鍛えているだけあって、元春はすぐにダメージから回復すると、真っ先に手を挙げた。
「うむ、申してみよ」
 まさか元春から来ると思わなかっただけに、やや意外そうな顔をする元就の前で、元春は胸を張って答えた。
「矢は一本なら折れ、二本でも折れるが、三本なら折れない、という事でござる!」
 今度はその顔面に元就の蹴りが直撃する。
「『たとえ』になっとらんじゃろーがっ! そのまま言いおってっ!」
「……わかりました、父上」
 今度は隆景である。
「申してみよ、隆景」
「要するに、私は身体が弱いから、矢の三本ぐらいは折れるように修行しろ、と」
 思わずめまいがして、くらっ、とよろめく元就。
「それもたとえになっておらぬぞ、隆景」
 すかさず元就を支えた隆元が、いつも通りの冷静さで指摘すると、言葉を続けた。
「つまりこういう事でありましょう。矢というのは一本、二本では非常に折れやすいものです。だから折れなくするためには、矢を三本束ねる事が大事なのです」
「うむ、さすが隆元じゃ。ではこれが何を意味してるか申してみよ」
「要するに、矢は折れやすいから運ぶ時は束にして運べ、という事でございましょう」
「何が、『……という事でございましょう』じゃっ! カケラもあっておらんわっ!」
 次第に元就は脈が荒くなってきた。
「父上、あまり興奮なさると……」
「させとるのは貴様らじゃろーが! よいか、この矢はな、貴様ら三人の事をたとえておるのじゃ! わかったかっ!」
「わかりましたぞ、父上!」
 間髪入れずに元春が叫ぶ。
「……お主、本当にわかったのか?」
 ジト目になる元就に向かって、元春は涙をボロボロ流しながら答えた。
「この矢にたくされし父上の想い……見抜けなかったのはこの元春の不明でござりました。しかし今、父上のお言葉を聞き、ようやく元春、目の曇りが晴れたような気がいたします!」
「よし、そこまで言うのなら元春、申してみよっ!」
 最後の期待をこめて、元就は命じた。
「つまり、このあっさり折れてしまうひ弱な一本の矢は隆景、強そうでもまだ頼りなき二本の矢は兄者、そしてこの力強い三本の矢はそれがし! つまり弱い二人では無く、家督はそれがしに継がす、という事でございますね!」
「……」
 元就は気が遠くなって、床に倒れ伏した。
「何だと元春!? 貴様、跡目を狙っておったのか!? この兄を差し置いて!」
「うるせー! これは父上の命令だぞ!」
「都合のいいように解釈してんじゃねぇぞ、この筋肉バカ!」
「ずるいっ! 次男が継いでいいんだったら、三男の私だって!」
「ああ、隆景! おまえまでっ!?」
「大体、そういう隆景兄者は八年も昔に死んでるはずじゃないですか!」
「うるせえな、話の都合だよ!」
 たちまち大喧嘩を始めた三兄弟の声を聞きながら、急速に薄れていく意識の中で、元就は思った。
「ま、まだ死にたくない……」

  完

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 

というわけで、馬鹿話だったでしょ?(笑)

  

しかし一番すごいのが、この作品を発表したのが、

当時ボクが邦楽部と掛け持ちで入部していた

SF研の機関誌「PRISONER」だったことで、

ホント、懐深かったよな、広大SF研!(笑)

まるで「SF」関係無いのにw

  

なお、次の作品掲載は

来週の火曜日頃の予定デス!(≧▽≦)

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