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『退魔光剣シェルザード!』終章その4

クライマックスに関わらず、

ずいぶんお待たせしてしまいました(><)

『退魔光剣シェルザード!』終章その4

をお届けします!

 

連載終了まであと3回! 

ついにその姿を現した《闇の魔神》バドウの

最終形態とのバトルをお楽しみください!

 

前回のバドウ第二形態とのバトルはこちらから!
http://yuya2001.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-8d8b.html  

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

      4

 光も無く、風も無く、音も無い。
 あるのはただ永劫たる闇--一切の光をこばみ、すべてを暗黒の中に帰す、永遠の夜の世界。
 まるで深淵をのぞきこんだような、底知れぬ暗黒がジークの周りに果てしなく広がっていた。
(……暗い……なんて静かなんだ……)
 無限の闇をまるで波間に浮かぶように漂いながら、ジークはぼんやりと考えた。
 寒い。すべての光を拒否した暗黒の空間は、身震いするほどの寒気を感じさせる。そしてそれは身体だけでなく、まるで心の奥底まで染み込むように、ジークの気力を萎えさせていった。
〈大丈夫ですか!? ジークさん!〉
 そんなジークに向かって、シェルザードが必死に呼びかける。だが、この完全なる闇の空間において、唯一ほのかに輝くシェルザードの光も、今にも消えそうな程弱々しい。
「ああ……何とかな」
 ジークはかすかに微笑むと、周囲の闇を力無く見回した。
「それにしても……ここは一体どこなんだ……?」

〈僕にもわかりません……覚えているのは、あふれ出した《魔闘気》に飲み込まれたとこまで……〉
 そこまで言った時、シェルザードはハッと息を飲んだ。
〈じゃ、じゃあ……まさか……ここは?〉
--クックックッ
 そのとき、突如不気味な笑い声が闇の空間に響き渡った。
〈そ、その声は!?〉
「バドウかっ、どこだ!?」
--クックックックッ……! 
 だが、聞こえてくるのは不気味なせせら笑いだけで、バドウの姿は全く見えない。
 その笑い声も、四方八方からこだまして、魔神の場所をつかむ手掛かりにはならなかった。
(いや……それどころじゃねぇ……これはまるで……)
 今や割れ鐘をたたくかのように激しく響き渡るバドウの嘲笑に、ジークはゴクリと息を飲んだ。
(……『闇そのもの』が笑っている!?)
--クックックッ、ソウダ。オマエノ考エテイル通リヨ。
 ジークの心を見透かしたように、その瞬間、『闇』がニタリと笑った。
「なっ!?」
 別に目に見えたわけではない。だが、ジークは確かに感じたのだ。『闇そのもの』が、底知れぬ悪意を持ってこちらを見つめているのを!
「……ま、まさかこの空間は……!?」
 思わず絶句するジークに、『闇そのもの』が再びニタリと笑う。
--ソロソロ教エテヤロウ。コノ世界コソハ我ガ《魔闘気》ガ生ミ出シタ亞空間--《永劫ナル闇(えたーなる・だーく)》! ソシテソレハ言イ換エレバ、コノ『闇ノ空間ソノモノ』ガ余ノ一部デアルトイウコトダ!
〈《永劫なる闇(エターナル・ダーク)》だって!?〉
 その言葉に、ギョッとしたようにシェルザードが反応する。
〈ま、まさかあれを使っただなんて!?〉
--ホウ、サスガニ覚エテイタカ。
 シェルザードの声が震えるのを、『闇そのもの』が楽しそうに眺める。
「シェルザード、そのエタ……なんとかって何なんだ?」
〈《神魔戦争》でバドウが一度だけ使った、最凶最悪の暗黒魔道です……一度生み出された亞空間は生きとし生けるものすべてを飲み込み、その絶望と恐怖を糧として更に広がっていく……まさに世界を《闇》そのものに塗り替える恐ろしい禁呪……!〉
「!?」   
--ククク、アノ時ハ大陸一ツ分ノ命ヲ飲ミ干シタ所デ、るーまニヨッテ阻マレタガ、今トナッテハ止メラレルモノナドイナイ。余ノ力ガ完全デナイ分、時間ハカカルカモ知レンガ、マァソレモ一興……世界ヲジワジワトコノ亞空間デ飲ミ尽クシテクレヨウゾ!
 バドウの邪悪な哄笑に、暗黒の空間が揺れ動く。
「ふざけんな! そんなこと……させるかよ!」
 激しい怒りに突き動かされて、ジークはシェルザードを闇の空間に向けて突き出した!
 シェルザードの切っ先から緑の光弾が飛ぶ! だが、その光弾も距離を経る中で次第に力を弱めていき、最後には闇に吸いこまれるようにして消えてしまった。
「くそぉっ!」
 ジークは更に立て続けに何発もの光弾を放ったが、どれも同じように消滅していった。
〈ダ、ダメです……僕の《光》の力が全く通用しない……〉
--無駄ダ、無駄ダ。コノ世界ハ一切ノ光ヲ遮断スル。確カニるーまノ奴メハ、カツテ《しぇるざーど》デコノ《闇》ノ空間ソノモノヲ断チ切ッテ見セオッタガ、神ナラヌ身デアルオ前ニソンナ事ハ不可能ダ。
〈そ、そんな……〉
 がっくりとうなだれるシェルザード。
--サテ……ソロソロ気ガスンダカ?
 不意に『闇そのもの』がせせら笑うのをやめると、ジークに向かって冷酷極まりない口調で告げた。
--じーくヨ、人ノ身デアリナガラ、良クゾコノ余ヲココマデ楽シマセテクレタ……ソノ褒美ヲ与エテヤロウ!
 その瞬間、ジークのまわりの闇が一斉にうごめいた!
「!?」
 ハッとしてシェルザードを構えるジークの心に、その瞬間、何かが襲いかかってきた!
 闇が身体中にまとわりついてくる。そしてその度に、ジークの心に様々な感情が次々とあふれ出した。
 憎しみ、ねたみ、そねみ、悲哀、欲望、孤独、狂気、妄執、絶望--
 ありとあらゆる負の感情が嵐のようにジークの中で吹き荒れる!
「う……うわあぁぁぁぁ!!」
 肉体にではない。精神そのものへの攻撃に、さしものジークも絶叫した。頭が割れるように痛い。まるで心そのものが汚染され、破壊されるような激痛!
〈ジ、ジークさん!〉
 頭を抱えてのたうつジークに、シェルザードが悲痛な叫びを上げる。
 だがその間にも、悪意に満ちた闇の空間は、情け容赦なくジークの心を責めさいなんだ。--ハハハハハハハ! 苦シメ! アガケ! ソシテモダエ死ヌガイイ!
 『闇そのもの』が--魔神バドウが残虐な笑いを響かせる!
「ぐわあああああああっっ!!」
 ジークの絶叫。そしてそれに重なるようにしてバドウの哄笑が、《永劫なる闇》の中に勝ち誇ったようにこだましていった。

       ※       ※
 
 ゴゴゴゴゴゴ……不気味な振動音と共に、《竜王の間》に闇の空間が広がっていく。
「く、くそっ! 一体中では何が起こってるんだ!」
 闇に飲まれる前に何とか救い出したニャーゴロを抱きかかえたまま、歯がみをするヒョウ。だが、いくら闇の中をにらんでも、空間は一切の光を遮断して、その中に消えたジーク達の姿も、また闇の中央に存在するはずの魔神剣の姿も全く見いだせない。
「……ククク、これぞ究極の暗黒魔道《永劫なる闇(エターナル・ダーク)》……」
 その時、床に倒れ伏していた《智魔竜(ワイズ・ドラゴン)》ゴブの口から、不意に低い笑い声が漏れた。
「なっ!?」
「生きてたの!?」
 ギョッとして振り向くヒョウとフレイの前で、ゴブがゆっくりと顔を上げる。幽鬼のようなその顔に、瞳だけは狂気に輝かせて、ゴブはまるで呪うように言った。
「終わりだ……もはや誰にも止められぬ。世界は闇に飲み込まれる……」
 それだけ言うと、ゴブは最後の力を振り絞るかのようにして、じわじわと広がる闇に向かってにじり寄った。
「バドウ様……どうか……この私も偉大なる《闇》の一部に……」
 恍惚とした表情さえ浮かべながら地を這うゴブの指先が、広がり続ける闇に触れた時、不意に闇の一部がまるで触手のように伸びたかと思うと、ゴブの身体を絡め取り、そのまま闇の中に引きずり込んだ!
「!?」
 思わず息を飲むヒョウ達の前で、ゴブの姿はけたたましい笑い声と共に完全に闇の中に消え去ってしまった。
「……ヒョ、ヒョウ!」
 その光景を呆然と眺めていたフレイがハッと我に返ると、ヒョウの腕にしがみついて訴えかけた。
「こんなの勝てるわけないよ! あたしとウインが魔竜形態になれば、ここから逃げられる! だから早くみんなで遠くに……!」
 ウインもまたその言葉にうなづきながら、ガロウとティアナの所へと駆け寄る。
 だが、ヒョウの口から返った答えは、予想外のものだった。
「いや……まだだ……」
「えっ!?」
「中ではまだジークとシェルザードが闘ってるはずだ」
 そう言うと、ヒョウはギュッと強く拳を握りしめて、広がる闇の中央をにらみすえた。
「ジークの野郎は単純で、無謀で、無神経で、救いようもないバカだが、でも尋常じゃ無く『しぶとい』んだ。あいつはそんなに簡単にやられやしない。むかつく奴だが、オレはあいつの底力を信じてる……!」
「ヒョウ……おまえ……」
 罵詈雑言の中に隠されたヒョウの熱い想いを感じて、それ以上何も言えなくなってしまうフレイ。
 ……だが、その間にも《永劫なる闇(エターナル・ダーク)》は徐々に徐々に広がっていく。
 もはや広がる《闇》がこの《竜王の間》を完全に飲み込んでしまうまで--ほんのわずかな時間しか残されてはいなかった!

 

【次回掲載は8/9(火)! 絶対守ります!(><)(苦笑)】

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