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きまぐれ連載「カブトとわたくし」④

 

カブト編最終回は、カブトのテーマについてです。

カブトの物語としてのテーマは大きくいえば次の3つにまとめられます。

 

 ①「唯一無二である自分という存在」

 ②「人と人との断ち切れない絆」

 ③「世界に自分がどう関わるか」

 

①に関しては、たとえば、カブトの敵であるワームが、人に擬態し、その姿と記憶を利用して、人間界への侵略を行う存在であることが象徴しています(ちなみに平成ライダーはどんな敵と戦っているのかがズバリ作品のテーマとなっていることが多いです)。

いわば唯一無二であるべき人の尊厳をふみにじり、人と人の心の絆をあざ笑う敵です。そしてカブトはそんなワームから人々を守るために戦う。その意味でワームとの闘いは、②の「絆」に関しても関連してくるものです。

 

また、このことはカブトの主題歌からも言えます。平成ライダーにおいてはOP・EDともにまさに「主題」歌であり、作品の主題を表した歌詞となっています。

その意味で、カブトの主題歌「NEXT lEVEL」の「君が望むものなら全てが現実になるだろう。選ばれし者ならば」「一体自分以外誰の強さ信じられる?」、「FULL FORCE」の「君は唯一の誰も代われない特別な存在さ。迷わないで、戦うとき」などの歌詞からも、カブトの「唯一無二の自分の価値を認め、自分の強さを信じること」というテーマ性が浮かび上がってきます。

 

そしてそうしたあり方を象徴するのが、超絶美形オレ様主人公である主人公・天道総司、「天の道を往き、総てを司る男」なわけです。まさに「自分が唯一無二の存在であること」を確信し、自分の強さをカケラも疑わない、この「天道」という主人公のあり方そのものが、「カブト」という作品を太く貫く縦軸であったと思います。

(ただ、その意味で中盤の天道のブレは正直いらなかったというか、やるならもうちょっとうまくやれよ米村さん……と)

  

それに対し、②についてはカブトの横軸とでもいうべきもので、天道の「おばあちゃんが言ってた……」で始まる毎回の決めゼリフである天道語録の中でも、

「絆とは決して断ち切ることのできない深いつながり! たとえ離れていても心と心が繋がっている!」

と言い切られているように、この作品の中では常に意識されているテーマです。

 

天道と加賀美というダブルライダーの絆(特にこの点ではラストはとてもきれいにまとめていたと思います)、大介とゴンの絆、ぼっちゃまとじいやの絆、ひよりと天道の絆、地獄兄弟の絆、田所チームの絆、その一つ一つがとても魅力的に描かれていたと思います。カブトは全体としてはストーリー的にはワヤな印象を受ける作品ですが、個々のキャラクターの描き方、そしてそれにまつわるエピソードの描き方は上手なんですよね。まぁだからキャラクターショーと揶揄されるわけなんですが……

  

ただ③の「世界と個人の関わり」については、特に後半にひよりがらみでクローズUPされたテーマなせいか、序盤からのテーマであった①の「唯一無二な自分の価値」と一見矛盾するため、カブトのテーマが180°変わった!という批判も多く目にしました。

まぁ確かに「ワームは一匹残らずオレが倒す」→「世界を敵に回してもひより(=正体はワーム)を守る!」→「ワームだからといってすべてが悪いわけではない」という天道の変化だけを見ると無茶苦茶なんですが(苦笑)

 

ただ、一見オレ様節全開に見える「オレが世界の中心」という天道の発言は、単なる自己中という意味ではなく、「世界を認識するのは自分自身の心に他ならない」という意味であり、だからこそ最終話の、

「自分のために世界を変えるんじゃない。自分が変われば世界が変わる、それが天の道」

というメッセージにつながっていくのだと思います。

 

ただ、繰り返しますが、「世界を敵に回してでもひよりを守ろうとしていた天道」が、そんな風に変化していった……という描写が弱いというか、よくわかんないのが難点。あの山登りで悟ったんですかね??? もう少しわかりやすいエピソードが欲しかったデス。

(もしかして、43話のひよりを助けるために自分を犠牲にしようとする天道に加賀美が「お前はそんなちっぽけな奴だったのか? 世界を守るんじゃなかったのか!?」と説教するエピソードがそれなのかもですが……それは天道が弱気から立ち直るエピソードであって、世界への認識そのものが変わったとはとても……)

 

そんな中でダークカブトという引きこもり系(自分の世界の中で完結し、その中で幸せでさえあればいいというあり方)のキャラを天道のライバルとして出してきたのは良かったと思います(まぁちょっと使い方に関してはもったいない気がしますが)。

また人気キャラ地獄兄弟についても、世界に絶望しやさぐれきっていた矢車が影山との兄弟の絆を通じて(?)再び光を求めようとする、という展開もこれに添ったものといえると思うのです。

 

……だんだんまとまりがつかなくなってきたのですが(苦笑)

こうしてまとめてみると、カブトという作品は、平成ライダーの中でもテーマ的には大変哲学的で、深く大きなものを扱おうとした意欲作なのですが、うまくいった面もあり、失敗した面もありといったところでしょうか。

 

ただ個人的には、第44話でダークカブトと一緒に世界から背を向けようとしたひよりに対して天道が説く、「世界はお前の敵じゃない。お前とお前の住む世界はオレが守ってやる」にはぐっときました。

教員なんていう仕事をしていると、世界から拒絶されたと思い、深く傷付いて、世界から背を向けようとするひよりのような生徒と関わることがどうしてもあります。

そんなとき、天道みたいな自分(いや、こんなに偉そうじゃないですが(;^_^A))でいられたら、「世界をオレが守ってやる」「いつも側にいる」って言える自分であれたら、ってどうしても思ってしまうのです。

まぁ加賀美のような凡人にすぎない自分は、天道を越えようとあがくだけにすぎないのかもしれませんが、でも天道のあり方は、私にとっては深い感銘を与えてくれるものがありました。

そう思えただけでも、自分にとってこのカブトという作品をみたことには、大きな意味があったと思います。

 

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